DROP DATABASE 構文

DROP {DATABASE | SCHEMA} [IF EXISTS] db_name

DROP DATABASE はデータベース内の全てのテーブルをドロップし、データベースを削除します。このステートメントには 十分 注意してください!DROP DATABASE を利用する為には、データベース上の DROP 権限が必要です。DROP SCHEMADROP DATABASE の同義語です。

重要:データベースがドロップされる時、データベース上のユーザ権限は自動的にドロップ されません 。詳しくは 項3. 「GRANT 構文」 を参照してください。

IF EXISTS は、データベースが存在しない時にエラーの発生を防ぎます。

もし象徴的にデータベースとリンクした DROP DATABASE を利用すると、リンクと元データベースの両方が削除されます。

DROP DATABASE は削除されたテーブル数を返します。これは、削除された .frm ファイルの数と対応しています。

DROP DATABASEステートメントは、通常作業の最中に MySQL が作成するファイルやディレクトリを与えられたデータベースから削除します。

MySQL がリストされたばかりのファイルやディレクトリを削除した後、もしデータベース ディレクトリ内に別のファイルやディレクトリが残れば、そのデータベース ディレクトリは削除する事ができません。この場合、残っている全てのファイルやディレクトリを手作業で削除し、DROP DATABASE ステートメントをもう一度発行しなければいけません。

mysqladmin でデータベースをドロップする事もできます。詳しくは 項7.9. 「mysqladmin — MySQL サーバの管理を行うクライアント」 を参照してください。