MASTER_POS_WAIT(log_name,log_pos[,timeout])

MASTER_POS_WAIT(log_name,log_pos[,timeout])

この関数は、マスター / スレーブの同期化のコントロールに役立ちます。スレーブがマスター ログで指定された位置まで読み取り、すべてのアップデートを適用するまでブロックします。戻り値は、指定の位置まで進むまでスレーブが待たなければいけないログ イベントの数です。この関数は、スレーブ SQL スレッドが開始されていない、スレーブのマスター情報が初期化されていない、引数が正しくない、またはエラーが発生、という場合は NULL を戻します。タイムアウトの時間を越えると -1 が戻されます。MASTER_POS_WAIT() の待機中にスレーブ SQL スレッドが停止すると、関数は NULL を戻します。スレーブが指定の位置を過ぎたら、関数はただちに戻しを行います。

timeout 値が指定された場合、timeout の秒数を経過したのち MASTER_POS_WAIT() は待機をやめます。timeout は 0 より大きい数字でなければなりません。0 または負数の timeout では待機時間なしになります。